イックン王子Jr.
自己紹介
ぼくの名前は「イックン王子Jr.(ジュニア)」 銀河系109番目の星フイオン星からやってきたよ。
ぼくのパパはその昔チャンネル19っていう テレビ番組に出ていたんだって。
そのときパパがお世話になった
ながの東急百貨店で宣伝部長(せんでんぶちょー) としてお仕事をしているんだ。
ぼくを見かけたら
「イックン」って呼んでね。
出身/銀河系109番目の星フイオン星
性別/元気な男の子
性格/明るくて人なつっこい・マイペース
好きなもの/日本各地のおいしいもの・物産展の試食
特技/フイオン星と交信・びんずる踊り
プロローグ
それは10何年も前のこと-
地球からちいさな宇宙船が飛び立っていった。
遠ざかる青い星を、いつまでもじっと見つめるオレンジ色の少年を乗せて…
銀河系110番目のライオン星のとなりにある109番目の星「フイオン星」。
平和なその星に、元気いっぱい、好奇心いっぱいの王子がいた。
彼の名は「イックン王子Jr.(ジュニア)」。
小さなイックン王子Jr.はずっと気になっていることがあった。
それは父・イックン王がいつも彼に話してくれる
”地球”という遠く離れた星のこと。
「パパがあんなに楽しそうに話す”ちきゅう”って、どんなところなんだろ?
すてきなものや、おいしいものがいっぱいあるって。
ゆかいなおともだちがたくさんいるって。
ぼくもいつか行ってみたいな…」
誕生日の朝、イックン王子Jr.は王様に呼ばれた。
「誕生日おめでとう。
わたしがかつて父に命じられ地球に行った歳に、お前もなったのだ。
王子よ、地球に行っておいで。
そして、この星には無いいろんなものを見て、いろんな人に会い学んでくるのだ。」
さあ、イックン王子Jr.の冒険がはじまるよ!
チャンネル19
チャンネル19とは?
1991年11月7日から2004年3月までの12年5ヶ月、INC長野ケーブルテレビで放送されたながの東急百貨店オリジナル番組「チャンネル19(TOKYU)」。
毎週のイベント情報やおすすめ商品紹介にはじまり、地元ロケ、内輪ネタとしか思えないショートストーリーなど、独特の切り口やくせのある登場人物(ほぼ自前スタッフ)がコアなファンに支持されながらも、お茶の間の皆様から惜しまれつつ(?) 12年前に放送を終了しました。
『ウルウルズ』(商品を紹介し二人で「売る・売る」と、感動や喜びの涙で「うるうる」することをかけた名前。当時人気絶頂のウルフルズとは無関係。)
『JUJU(ジュジュ)』(男性4人グループ。ウルウルズ、ジュン、ジュンイチのイニシャルを並べた名前。ミュージシャンのJUJUとは一切無関係。) など、オリジナルキャラを生み出し、その中でもちびっこに人気のあったおしゃべりパペットが「イックン王子」。
番組のラストはイックン王子が故郷の星に帰る、というちょっぴりセンチなストーリー展開に涙したファンもいるとか、いないとか。
そんなイックンへの想いが詰まったオリジナルソングを、なんと自主制作でCD化し、さらには発売までしてしまうというやりたい放題で幕をとじたのでした。
当時星に帰ったイックン王子は大人になり、今やりっぱな王様に。
その子供・ジュニアが父であるイックン王の命を受け、2016年の今年地球にやってきました。
当時番組を観ていただいていた若い世代の方が父親・母親になり、子供たちを見守るようにイックン王子Jr.もかわいがっていただけたらうれしいです。